ただ今回は3月に起きた東日本大震災の影響で、春に予定されていたイベントが秋に開催されたりして、やむなく参加を見送られた常連さんたちがいらっしゃり、53台という若干少なめのエントリーとなりました。
とはいえ、何台参加となろうが、参加された方々にとっては「最高の一日」となる事に変わりはなく、皆さん思い思いに秋の休日を楽しんでおられたようです。 (文責:森川幸一)
Photo by M.Yasue, T.Kondo & H.Tachika
予め用意されている車両配置図を確認するスタッフ、クラブ旗をロープで掲げるスタッフ、パンフレットと記念品を準備しているスタッフ。みな一年ぶりとは思えないような慣れた手順で作業に入ります。
そうこうしているうちに元気な排気音が次々と聞こえてきて、迎えるスタッフの意気も上がっていくのが感じられます!(^^)!
彼はボクのMidgetとはまた違った派手さがウリのMidgetに乗っており、7月の「浜名湖」に引き続き奥様と参加されました。
常連さんでも今回初めて連れてきたクルマなどがあったりすると、自然と人が集まってくるもので、このBRGの戦前車は1931年式 Aston Martin/International。そうめったに見れるクルマじゃありません。
来年はADO16生誕50周年にあたるそうですので、もっと多くのADO16が集まるのではないでしょうか?
ボクのようなMGバカはMGBとMidgetの両方を持ってたりしますが(この夏にMG1100まで増えてしまいました(^^ゞ)、一見同じようなオープンスポーツでも全く性格が違う事に驚かされます。Bはあくまでも楽チンなグランツーリスモ、Midgetは生粋のスポーツカーです。
スポーツカーの定義?辛いことがあっても汗を流しながら必死に耐えて、独房のようなコックピットで目前のステアリングを握る、これに尽きると思います(~_~メ)。
方や1963年式 Jaguar E Type Sr.1 FHC 3.8と1959年式 Triumph TR3A。同じスポーツカーのカテゴリーでも、メーカーの違いによってこうも変わるものか!と思わせる「並び」ですネ(^O^)。
ボクはこのEタイプを見る度に、カーペンターズの名アルバム「Now and Then」のジャケットを思い出してしまいます(^^♪。
今回は参加の少なかったロータス。左は1965年式 Lotus Elan Sr.2、右は1953年式 Lotus MkⅥ(因みに排気量は1172cc)です。
ボクはこのMkⅥと毎年10月中旬に開催される「妙高ラリー」でお会いしており、佳きライバルなのですが(先方がどう思ってるかは別として)、セブンとはひと味違うこの重厚感には、圧倒される迫力があります(^-^;;。
それがまた良い雰囲気を醸し出しているのが魅力です。
このプードルは御覧のようにMGBに乗って参加したのですが、ギャラリーの注目を一身に浴びていたようです(^_-)-☆。
そんなこんなのうちに恒例の「ロッカーカバーカーレース」です!(^^)!
写真判定が必要か?と思われるようなデッドヒートもあったりして、見てるお客さんも一緒になって楽しめるのがイイところですネ(^v^)。
また、入手したばかりでコツが判らない方にも、ショップの情報だけではない、生の声が聴けて良いチャンスにもなるようです。
オーナーは何処に行ってしまったのでしょうか。車内に残されたワン君が御主人の帰りを待っています(^O^)。
「英国車には犬がよく似合う」誰が云ったか知りませんが、このようなフレーズが思い出されます。確かにネコ科の動物はチョット似合わないようにも思えますネ。例えそのクルマがJaguarであっても(^v^)。
ロッカーカバーカーレースの優勝者は、1957年式MGAで参加されていたINさん、準優勝は1980年式MGBで参加のKAさんでした。
いずれの方々も優勝もしくは上位の常連さんで、他の方々も打倒INさんを目指して頑張らねば!
稀少な1959年式Austin Healey Ashleyで参加されていましたOZさんを選ばせて頂きました。OZさんには、マザーレイクで開催していた時から、幾度か御参加頂いています。
また、小林彰太郎さんにサインとコメントを頂いた『著書、日本自動車社会史』を、東京からという遠方にも関わらずいつもLBMに参加して貰い、スタッフとして活躍して貰っているという理由でMA会員と、まだ会員になられて日は浅いのですが、最年長の79才で神戸から自走で参加という理由からOS会員にプレゼントされました。
何が起こるか判らない世の中。こうして毎年友人たちと会えることというのは、とても幸せなことなのかも知れませんネ(^v^)。
来年もまた琵琶湖湖畔でまたお会いしましょう! それまでオーナーの皆さんも愛車もお元気で!