昨年は1100クラブ創立25周年を記念して、クラブ創立当時に東京のClub ADO16(当時)と地元のClub Albionさんと合同ミーティングを開催した思い出の地、浜名湖で開催しました。
今年は、会場を滋賀に戻して開催しましたが、会員の努力とホテルのご協力により、新たな会場であります、この「The Gran Resort 近江舞子」で開催させて頂く運びとなりました。
台風の影響を心配して雨対策ばかり考えていましたが、予想に反して、ご覧のような良いお天気となりました。会場からはびわ湖は臨めませんが、比良山系が臨める緑豊かなロケーションです。
こちらは、かわいい ’65 Riley Elfです。当時のカラーリングとオリジナリティを維持しながら、大切に乗っておられました。
岐阜からのご参加。
初参加の ’59 Austin-Healey Sprite MkI、スポーティでとても魅力的です。
岐阜からのご参加。
昨年も参加していました最古参の ’22 GNです。
航空機用のJAPエンジンをベースにしたGNのオリジナルエンジン(1200cc)を搭載しており、その名の由来は創始者のH.R. GodfreyとArchibald Frazer-Nashのイニシャルをとったものだそうです。
今年も、エンジン音は聞けず?
ADO16は10台参加。
オーナー達はお互いの親睦を深めていたようです。
当クラブの会員ですが、愛車のバンプラで佐世保から裏日本経由で自走で参加!
和歌山からご参加のBig Ben。
92年式ですが、60年代風に改造、内装は英国クラフツマンを彷彿させる(本当です)自作のウッドパネルでリムジン風に改造されています。
恒例となりました、Rocker Cover Car Race。
Rocker Box Racingの方がより英国的でしょうか。
ロッカーカバーを用いた自作のレーサーを転がすだけですが、見た目以上に真っ直ぐ走らすのが難しく、レギュレーションも定められておりなかなか本格的です。
近年は2位以下に甘んじておられました、MGFでご参加の名古屋MGCCのINKさんが復活。優勝されました(写真には写っていません)。
恒例となりましたトークショー。
今年のMCは当クラブの会員で、神戸MGCCの会長でもありますMATさんにお願いしました。
トップバッターは、今年はADO16のAustin Countryman / Morris Traveler の50周年とのことで、三重からお越しの’74 Austin 1300 MkⅢ Countrymanに登場頂きました。
広いカーゴは実用的で、シートを倒すとフルフラットになります。
エステートはMkⅢでもテールランプはMkIです。
次の1台は、’59 Austin-Healey Sprite MkI Ashley GTSです。
フロントノーズとクーペスタイルのハードトップでスポーティに仕上がっています。
多少のボアアップとウェーバーなどでライトチューンされています。
こちらは、MGのコーナーですが、MMM(トリプルM)と呼ばれるOHCエンジンを搭載した戦前車と戦後のTシリーズのラインアップです。
これだけ揃うのはなかなかのもんです。
左より、’32 J2、’35 PA、’47 TC、’53 TD、’54 TF、 ’61 MGA です。
J2、PAまでが戦前車で、TCは戦後間もない頃のモデルで戦前のTA、TBとほぼ同じスペックですが、TDからは、クラシックなスタイルながらモダーンなサスペンションやステアリングが装備されています。
TFになるとラジエターキャップがダミーとなりヘッドランプがフェンダーに埋め込まれ、その後継者のMGAの登場を示唆しているかのようで興味深いですね。
トークショーでは、自らもMMMを所有されるMATさんのインタビューで、解説を交えながら、それぞれのオーナーに愛車について購入までのヒストリーや苦労話などをご紹介頂きました。
名古屋MGCC賞はADO16から2台が選ばれましたが、その内の1台は主催者である筆者が選ばれました。
ありがとうございました。
神戸MGCC賞は、今年はTシリーズの80周年であり、三重から’50 MG TDでご参加のMZTさんに贈られました。
ピカピカに磨き上げられたエンジンルームが選考理由だそうです。
1100クラブ賞は、今年はADO16エステートの50周年であり、唯一のAustin Countrymanで参加され、トークショーにも登場頂きました三重からお越しのIDNさんを選ばせて頂きました。
おめでとうございました。
今年も、遠方より多数のご参加ありがとうございました!
また、来年もお会いしましょう。お疲れさまでした。
Hiroshi