去年から会場を北琵琶湖から南琵琶湖に移した「レイクビワミーティング」。当日は暑いぐらいの好天に恵まれ(ボクは半袖のYシャツ姿で参加したのですが、その暑さに耐えられず、参加記念のオリジナルTシャツに早速着替えて取材をしました(^^ゞ)、穏やかな秋の休日を過ごすことが出来ました。
英国ヒストリックカーのためのこのイヴェントは、参加車も多種に渡り実にカラフルです。
エントラントはリピーターが多く、いつもの顔ぶれと再会できるのが楽しみの一つですが、初めての参加者がいらっしゃったり、乗り換えられる方もいらっしゃったりして、毎年少しずつ変化していくのも楽しみのひとつです。
バブルの頃はこのようなイベントが結構ありましたが、今となってはこれだけの規模で全国から集まって展示されるイベントも数えるほどになってしまいました。
それだけに参加される方々も、ギャラリーの皆さんも、思い思いにクルマ趣味を謳歌され、素敵な思い出を胸に三々五々家路につかれました。 (文責:森川幸一)
Photo by T.Kondo & K.Morikawa
クラブ会員のスタッフは8時に集合して、各々の作業を手分けして準備にあたります。しかし、そこは慣れたもの。1年前を思い出しながら皆さんの到着を待ちます。
会場の中には木蔭になってる部分もあって、持参の椅子に腰かけてのーんびりされてる方もいらっしゃいました。そう、このイベントを楽しむ方法は色々とあるんですよネ。
この2台のMG1100はいずれも初参加車。どちらも素晴らしいコンディションで、BRG単色のシックさ、デュオトーンの美しさを競い合っていました。左の緑はMk-2は大阪から、右のMk-1は静岡からの参加です。
右のAustin1100 Mk-1も初参加で、東京から飛ばして来られました。Austin1100はADO16シリーズの祖とも云える車種でシンプルさが売り物なのですが、このようにスポットライトを装着すると、単なるファミリーカーから脱却してカッコイイですね!
実はADO16の泣き所のひとつに、グリルから入ってくる雨がデスビを濡らして雨天には調子が出ない、というのがあるのですが(その対策のために、ボール紙がデスビの前に立てられています)、このオイルクーラーはその問題点も解消する役割も兼ねているそうで、なかなかGood Idea !
今年もショップがテントを張って魅力的なものを販売されていました。う~ん、散財散財(@_@;)。
一方、こちらはTC TDといった軍団。いつ見ても綺麗です。さぞかし素晴らしい環境で保管されているんでしょうね・・・。
今年も最高のコンディションを維持しているクルマたちが参加されていました。
そしてモーガンがまさにピッタリの御婦人がた。リヤーに革のトランクを載せてファッショナブルに決めてます(^^♪。
確かに貼られたプレートには「ニューエンパイヤモータース、デリバリー1964年5月」と打刻されていました。
ギャラリーとの高さの違いに注目!走らせて横を見ても、きっとガードレールしか見えないでしょうね(^^ゞ。一方Mk-6とは珍しい!こんなクルマが高速道路で追い越して行ったら、目玉が釘付けになっちゃいますネ!
ボクは趣味の世界を仕事にしているので、よくこのような質問を受けます。
「もりこーさん、停年退職して時間が出来たんだけど、何かイイ趣味無いですかねえ」と。
「バッカじゃなかろうかってんだ。そんなの自分で考えて探すものでしょう?」とも云えないので、「そうですねえ、何か気になったものをいくつかやっていくうちに、きっと自分に合ったものが見つかるんじゃないですか?」と。
そういう意味でも、ここに集った皆さんは幸せ者ですよね(^O^)。
何でもこういった遊びは単純な方が楽しめるわけで、イイ歳したオトコたちが結構マジになってます(^^♪。
たまにはコースの骨組が崩れたりするハプニングがあったりして、会場は大受け!
あと投票により「コンクール・デレガンス」も決定します。スヌーピーのドライバーが可愛らしかったからでしょうか(^^♪。
そして最後はお馴染みのビンゴ。色んなカーグッズやトレーナーなどなど、ビンゴの番号片を折りながら、皆さん賞品に目移りしてました。(^^♪。
このイベントの立役者たち。お疲れ様でした。きっと皆さんも喜んでおられますよ(^O^)。
三々五々帰り支度を整えて、約6時間ぶりに威勢の良い排気音と触媒を通さない濃い排気ガスの香りが会場を包み込みます。
今年は場外の駐車場に「参加」されていたギャラリーの皆さん。来年は是非会場に参加してみませんか?同じ会場を見て歩くのも気分が全く違いますヨ(^^♪。