毎年恒例の「レイクビワミーティング」は今年で12回目を迎えました。参加台数も58台を数え、北琵琶湖を舞台にしたこのイベントも着実に定着した感があります。
参加車も多種に渡り実にカラフル。英国ヒストリックカーのためのこのイヴェントは、エントラントにリピーターも多く、いつもの顔ぶれと再会できるのが楽しみの一つであるとともに、いつも新しい方々とも知り合いになれるのも魅力。皆さん秋の一日を愛車とともに満喫されておられました。
当クラブのホームベースはADO16。常連さんのMGやVanden Plas・Rileyに混じって、今年はMorrisが飛び込み参加。あとはAustinやWolsleyがあれば最高なんですが・・・。
今回のお楽しみは「ロッカーカバーカーレース」が行われること。皆さん思い思いに「愛車」を仕上げて参加しておられました。ひょっとしたら、ワックスなんかも掛けちゃった方もいらっしゃるかも。詳細はのちほど。
会場内に参加車が落ち着くと、そこここで楽しい語らいが始まります。一年に一度しか会えない仲間、しょっちゅう会ってる気の合う仲間。趣味で知り合った仲間というものは、とてもイイものです。
毎年Midget1500で参加の「さくらちゃん」。ご同伴の(?)Oさんご夫妻はいつもピクニックテーブル持参で、このイベントを楽しんで頂いています。いい雰囲気ですよね。
残念なことに時折小雨が降ってきて、慌てる場面もありましたが、雨に濡れる英国車も風情があっていいかな?
MG TシリーズMidgetは常連さん。いつ見ても綺麗に磨き上げられています。右はセブン軍団。筆者は何故かセブンを見ると「軍団」という言葉が浮かんでしまいます(^^ゞ。スパルタンな乗り心地は別世界。
このトライアンフTR3もそうですが、製造年をナンバーにしてらっしゃる方が多いですね。毎回複数台の参加を頂いているロータスエラン。エランってこう見えても小さいんですよ。
オースティン・ヒーレークラブの皆さん。白蛙に赤蛙、いずれも愛嬌ある表情をしています。A-H100の2台はいずれもナンバーが100!このグリルのスタイルは一度見たら忘れられません。
今年の楽しみはロッカーカバーカーレース。ロッカーカバーを使ってレースをするものですが、競技自体は実に単純。スロープを駆け下りて、ゴールラインに早く入ったクルマが勝ち、というもの。しかし、奥が深いんです。レギュレーション等、詳しくは
こちらです。
中にはここまで自走してきた愛車のロッカーカバーを外して、別に用意したシャシと組み合わせて参加された方も。これが凄い早いんです。しかも御覧のように外観も申し分なし。このレースに掛ける情熱を感じます。
ホイールベースや車体重量のチェックを受けて出走の順番を待ちます。MGCC神戸のMさんの名調子が会場を沸かせます。
レースは2台ずつ競争してトーナメント方式で行われます。これを2ヒート行うのですが、2ヒート目はコースの勾配を急にして競いますが、これが難しい。坂の部分から平らな部分の「逆への字」でバウンドしてしまい、あらぬ方向に走り出す参加車が続出。サスペンションを組み込んだクルマは好結果を得ていました。
各賞の授与式や楽しいビンゴのあと、お開きです。今まで何とか持ちこたえてきた天気も、いよいよ崩れてしまい、そこかしこで幌を被せる場面も。そんな作業もカップルですれば楽しいかな?
来年もまた、ここ琵琶湖でお会いしましょう!