雨の中、遠方よりご参加頂きましたエントラントの皆さま、ありがとうございました。
@浜名湖とは変なイヴェント名と思われた方も多いかと思いますが、レイクビワミーティングはその名のとおり、例年びわ湖畔で開催していますが、今年はクラブ創立25周年を記念して、クラブ設立当時に東京のClub ADO16(当時)と地元のClub Albionさんとアニュアル・ミーティングを開催した思い出の地、また、東西の中間地点であるこの浜名湖で開催させて頂くことにしました。
<前夜祭編>
今回の会場の ”The Villa Hamanako” は2012年に “ADO16 50 Years” を開催しましたが、リゾートにある結婚式場で、浜名湖が臨める美しいパーティ会場があります。ここで、スタッフと数名のゲストを迎えて前夜祭を開催しました。直前のGoodwood Revival初参加の興奮も冷めやらぬ幹事のNMさんの一言で、Dress codeはSemi-formalでBow tie着用! また、縁あってSpecial Guestとして英国MG Car ClubのOverseas DirectorのPaulさんにもご参加頂き、大いに盛り上がりました。
こんなフォーマルな前夜祭は初めてですが、やみつきになりそうです。
中央がMGCC(U.K.)のPaulさんです。Union JackのBow tieでご参加。紳士の国、英国ですが、このあたりの遊び心がイイですね。ここ3年程は、毎年来日されており、今回はLBMと翌週に犬山で開催されました名古屋MGCC主催のThe M.G. Tweed Meetingの日程に合わせて頂きました。
ここでもクルマ談義。皆さん、英会話たっしゃです。Of course in English!
左のキャメルのジャケットは1100クラブ、東京支部長のYZさんで、ご夫婦でバンプラでご参加。
この日の立役者、幹事のNMご夫妻です。Thank you for this fantastic party!
後列、キャメルのクラブ公式ブレザーにボウタイで決めているのは、MGCC Japan Centreの若手のホープ、YTさんです。東京より ’66 MGBでご参加。
The club band、”The 1100s“ (ジ・イレブンハンドレッズ)のメンバーです。ハードな練習の成果をお披露目しました。ビートルズナンバー中心のロックバンドです。
こちらは遠来組です。遠くは、東京、千葉、長崎は佐世保より自走で参加。左は、伊勢市から‘35 MG PAでご参加の名古屋MGCCのMTさんです。鳥羽から伊良湖までフェリーに乗ってこられました。
“The 1100s” をバックに ”Yellow Submarine” の替え歌で “Yellow MGB” を熱唱されるPaulさんです。
興奮さめやらぬスタッフ&ゲストですが、明日が本番ですので、ほどほどに、、、
パーティが始まるころから降り始めた雨は徐々に雨足も強くなり、一晩中降り続きました。
<イヴェント編>
朝の内は雨足も強かったのですが、リタイアはほとんどなく、ぞくぞくと入場してきました。エントラントの皆さんの熱意を感じます。64台の英国車が参加。64 British historic cars attended.
この日は約25台のADO16が参加。予想以上の台数ですが、地元、静岡からの参加も多くみられました。
雨の中、勢揃いした戦前車。最近、戦前車が増えてきた名古屋MGCCからは ’32 MG J2 と’35 MG PAがご参加。一般参加より、’36 Austin Seven Special、’36 MG PB、’31 Riley Gamecock Specialと’22 GNが参加されました。結構、スゴイです。
恒例となりましたTalk Showです。数台の興味深い車両を選んで、オーナーに登場頂きMCがインタビューするというものですが、それぞれのオーナーの熱い思いと、エンジンルームを見せて頂いたり、少しですがエンジン音も聞くこともでき好評です。今年も、英国通のアルビオンのIT会長(当クラブの会員でもあります)にMCをお願いしました。
トップバッターは地元静岡のSRCC(セブンインチローター・クーパーズクラブ)のSZさんに登場頂きました。愛車は68年式という初期型のPrincess 1300です。最近、娘さんが免許をとられたそうで、これからバンプラにも乗られるとのことです。楽しみですね。
何やら人だかりが、、、
魅力的な ‘66 Morris Mini Cooper S で登場頂きましたのは地元、静岡市のSNZさんです。Mini Streetの表紙を飾った車両で、自作の小物でドレスアップして楽しんでおられましたが、その腕前はプロ並みです。
その名のとおり小粒で可愛いミジェットで登場頂きましたのは、はるばる長野県安曇野からお越し頂きました、もりこーさんです。フルレストアなったミジェットはどこを見ても新車状態でしたが、これから大切に使い込んでいかれることでしょう。
戦前車より2台選ばせて頂きましたが、こちらは四日市市からお越しのYSTさんの’22 GNです。バイク用のVツイン・エンジンを搭載したサイクルカーで、その名の由来は創始者のH.R. Godfrey (1887-1968)とArchibald Frazer-Nash (1889-1965).のイニシャルをとったものだそうです。生産は1923年に終了しましたが、1925年まで販売されていました。
オーナーのYSTさん、まだエンジンをかけたことがないそうで、退場はこんな感じで、、、
こちらは、愛知県岡崎市よりお越しのKTさんの’31 Riley Gamecock Special (1085cc) です。
オーナーのKTさん、ハットとボウタイで盛り上げて頂きました。雨の中、有り難うございました。
エンジンはツインカムでしょうか? たこ足が美しいです。
インパネも魅力的です。
Snowberry whiteの ’71 Princess で東京よりご参加のAIDさん。昼過ぎになってようやく雨が上がりましたが、待ちかねたように店開き。レアなオリジナルパーツや魅力的な小物もあり、部品調達されている方も多かったようです。
前夜祭で “Yellow Submarine” の替え歌、”Yellow MGB” で盛り上がっておられましたPaulさんと愛知県岡崎市からご参加頂きましたKTさんのPale Primrose Yellowの ’69 MGB- GT。KTさんは古くからLBMに参加して頂いていますが、今回は浜名湖で開催したこともあり、久しぶりにご参加頂きました。神戸MGCC Prizeを受賞されました。
恒例のRocker Cover Car Race (RCCR)です。英国ではRocker boxと言います。簡単に言えば自作のシャーシにタイヤを付けて転がすだけのゲームですが、真っすぐに走らすのが結構難しく、試行錯誤が必要です。英国車らしいドレスアップにも注目。
こちらはゴール風景。2名のジャッジにより判定されます。
角度を変えて2ヒート実施しましたが、常勝の名古屋MGCCのINKさんを僅差で押さえて、同じく名古屋MGCCと1100クラブの双方の会員でもあります稲沢市のOTUさんが優勝されました。親子で作成されたそうです。この日は、ご家族とワンちゃんと一緒に ’58 MG Magnette ZB でご参加。
最近フレッシュ・アップされたという大阪からお越しのMGCCジャパンセンター、神戸MGCCと1100クラブにも所属されるYMDさんの’59 MGAです。名古屋MGCC Prizeを受賞。
受賞は予想されていなかったようで、お名前をコールされると思わず走って来られましたYMDさんです。名古屋MGCC賞は例年ですと恵まれないMGやパーツ面などで苦労して維持している方に授与されますが、今年は美しく仕上がった “恵まれた” MGに授与されました。
Paulさん、こんなに沢山のADO16を一同に見たことがないと驚かれていましたが、英国MGCCPrizeは岡崎市からお越しのAISさんのOEW/Sandy Beigeの ’63 MG 1100 MkI に贈られました。おめでとうございました。左は通訳をお願いしました、MGCC Japan Centreの会員で1100クラブの会員でもありますSRIさんです。東京から’67 Princess MkI でPaulさんをお連れ頂きました。
特別賞はこの他、Alps MG Owners ClubとClub Albionさんからも授与して頂きました。ありがとうございました。
こちらはビンゴを楽しまれる名古屋MGCCの皆さんです。いつも、ご協力ありがとうございます。
雨の中、遠方よりご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。
次回は、2016年10月2日(日)にびわ湖畔で開催します。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしています。
Paul-san, Thank you for attending LBM!
写真協力:名古屋MGCC